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辺野古の基地建設を巡る環境影響評価の提出で、年末年始、混乱がありました。防衛局は5日に不足していた8部を提出しましたが、欠落部分が見つかったため、県は飛行場部分の5日中の受理はできないと発表しました。
手続きを整理しますと、年末に提出された16部は2つの手続きに対するものでした。ひとつは環境アセスに基づく埋め立てに関するものです。県条例による飛行場建設埋め立て部分4部は5日受理されました。
5日は20部必要なものが8部足りないということで防衛省から提出がありましたが、不備が見つかったため受理できないという判断になったということです。
沖縄防衛局から提出された評価書8部は5日昼前、県の環境政策課に運び込まれ、早速、形式的な審査を始めました。しかし、夕方になって、評価書の中に数十ページにわたる欠落部分が見つかったため、書類は受理できないと発表しました。
欠落していたのは、方法書段階での住民意見や知事意見とそれに対する見解で、県では5日中に防衛局に対して補正を求めることにしています。
また、県が一旦受理した埋め立て部分についても同様に欠落していたことがわかりました。しかし土木建築部では、このまま補正を求めることにしていて対応が分かれています。
県では評価書が補正されるまでは知事意見提出までの期間を確定できないとしています。