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政府は28日朝早く、沖縄県庁に環境影響評価書が入った大量の段ボール箱を運びこみました。
沖縄県庁の警備員によりますと、午前4時ごろ、沖縄防衛局の職員が段ボール箱16個を守衛室に運びこんだということです。
平和運動センターの山城博治事務局長は「県民や県庁が了解しないことを深夜やることが理解できない。怒りというか、恐ろしくて何するかわからない。怖い」と話しています。
沖縄防衛局の真部局長は「反対されてい方の活動とかがある訳ですので、その中でなるべく混乱を避けることができる方法というものを私どもなりに考えたということです」と話しました。
しかし真部局長は全ての書類を持ち込んだわけではなく、評価書の提出が終了したとは思っていないとの認識を示しました。
県では先ほど、仲井真知事をはじめ三役や担当部長が集まり、協議が行われました。県では「評価書の到達は確認されたもの」と見ていますが、これらが持ち込まれたプロセスが法律上適正かどうか、また正式に受理するにあたっては、条例で定められた記載項目や部数などを満たしているかどうかを確認することにしています。