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八重山地区の教科書問題で、文部科学省は協議会が選んだ教科書を採択しなかった竹富町について法律に反していると、改めて無償配布の対象からはずす見解を示しました。

竹富町教育委員会によりますと、12月13日に文科省に対して、対象外とした理由などを質問状を送り、12月16日に回答がありました。

そのなかで竹富町の採択は8月の協議会で選ばれた育鵬社の結果と異なっていることが、無償措置法に違反していると回答。さらに文科省は「無償措置法に則った形で採択をしなければならない」として改めて無償配布の対象からはずすとの見解を示しました。

竹富町教育委員会は26日に臨時の委員会を開き、採択した「東京書籍」を改めて県に報告する方針です。