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玄葉外務大臣は16日、在日アメリカ軍人が公的な行事の後であっても、飲酒の上、車を運転した場合は、今後は「公務」とはせず、日本で裁判ができるようにすることで日米が合意に達したことを明らかにしました。
玄葉外務大臣は16日午後5時半過ぎに、上京中の仲井真知事と急きょ会談に臨みました。
玄葉大臣は日米で16日に合意した今回の新たな運用見直しについて「公の催事の飲酒の場合も含めて、飲酒後の自動車運転による通勤はいかなる場合であっても公務とはしない」と仲井真知事に報告しました。
日米間では先日、一定の場合に軍属を日本で裁くことができるようにする運用見直しの枠組みに合意しています。
会談後、仲井真知事は「(知事の考えとしては評価するのか?)当然。一番基本的なことを変える、これに越した事はない」と話しました。
しかし、県内部ではアセス評価書を見据えた政府の対応や抜本改定とは程遠い見直し内容に、今回の合意を冷ややかに受け止める声もあります。