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東村高江のヘリパッド建設工事をめぐって、国が、反対する住民を通行妨害で訴えている裁判が、14日那覇地裁で結審しました。
14日の法廷では、住民のひとり、伊佐真次さんが「国は私たちを弾圧するために、裁判手続きを利用しようとした」と訴え弁護団も「裁かれるべきは国だ」と国の訴えを退けるよう求めました。
伊佐真次さんは「本来なら住民の声を聞くのが国の仕事だと思います。これは本末転倒な裁判ですので」と話しました。
この裁判で国は、住民2人が工事車両などの通行を妨害したとして、妨害の禁止を求めていますが、弁護団は、暴力を用いない表現活動であり、住民の活動を萎縮させ、高江から那覇に連れ出すためだけの嫌がらせ訴訟だとしています。
判決は2012年3月14日です。