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八重山地区の公民教科書の採択を巡る問題で、県教育委員会は週明けにも3市町の教育長を集め、今後の対応を決めることになりました。

県教育委員会は11月16日の定例会で、3市町教育委員会に対して再協議して決めた教科書を採択することを改めて求めることを確認しました。そして県教育委員会は、週明け28日に県庁で意見交換会を開く提案を3市町の教育委員会に文書で行ったということです。

慶田盛竹富町教育長は「待っていた。(県は)慎重を期しての、これ(意見交換会)だったのかと」と話し、また石垣市の玉津教育長は「教科書採択の現状を話すだけだ」と述べ、与那国町の崎原教育長も、意見交換会に出席する考えを示しました。

文部科学省は必要な教科書の数の報告期限を11月末としていて、ぎりぎりまで調整が続きます。