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アメリカ軍のヘリパッド建設問題で揺れる東村高江区の現場では、15日から8ヶ月ぶりに建設作業が再開し、17日も大型重機や作業員が高江に入りました。

高江区では北部訓練場の返還に伴う新たなヘリパッド建設の予定地が住宅に近いことから、住民らが4年前から現場に座り込み、抗議行動をしています。

17日午前10時半、重機と共に防衛局の職員や作業員が建設現場に到着。「工事をやめてほしい」と訴える住民らとの間で緊迫状態が続きました。

高江の住民は「(ヘリパッドが)学校も近い、住宅も近い。大丈夫と言われても、子どももいるし、もしも学校に落ちたらという不安で、やめてくださいと言っている」と話します。

また、17日は東京の防衛省に自然保護団体らが「環境省レッドリストの177種を含む固有種や絶滅危惧種をさらに追い込む」として、計画の中止を求める抗議文を提出しています。