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日米の捜査機関が連携して県内の薬物犯罪の取締りを強化しようと、16日、宜野湾市で日米麻薬取締協議会が開かれました。
この協議会は日米の麻薬に関する捜査機関が県内外の薬物犯罪の情報を共有して、捜査の連携や協力関係をさらに構築しようと毎年行っています。
会議の冒頭で九州厚生局沖縄麻薬取締支所の前木秀治所長は「覚せい剤など、薬物が多様化している沖縄の現状に対し、両国が知恵を絞り合う必要がある」と述べました。
会議では、2010年沖縄で140人余りが薬物犯罪で検挙されていることや、合法ドラックと呼ばれる法律で規制されていない薬物の使用が増加している現状なども報告されました。
今後、日米の両捜査機関は情報共有や合同捜査などを連携して行い薬物犯罪の取締りを強化する方針です。