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医療や介護の現場で働くスタッフに、認知症介護の知識や技術を身につけてもらうための研修会が南風原町で開かれています。
県が主催した研修会には、介護福祉士や看護師など100人あまりが参加。オリエンテーションで、医療法人アガペ会認知症研修室の大久保千賀子さんは「認知症ケアには、患者が発信している気持ちをしっかりと把握することが重要」と話していました。
参加者は、14日から5日間の日程で認知症に関する医学的知識や患者に接する際の心構えなどを学びます。
県によりますと、2011年3月現在で要介護認定を受けている人の数はおよそ4万6000人。そのうち、87%が何らかの認知症の症状を抱えていて、認知症研修のニーズは年々高まっているということです。