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八重山地区の教科書採択問題で、「竹富町は無償給付の対象外」とした文科省の方針に抗議する緊急集会が11日夜那覇市で開かれました。平和・民主・革新の日本をめざす沖縄の会などが主催した集会には、およそ100人が参加。

弁護士の仲山忠克さんは、八重山教科書問題の混乱の最大の原因は、県教育委員会も認めている3地区の全教育委員による再協議の有効性を文科省が認めていない点にあると指摘、文科省の方針は、義務教育を無償とする憲法26条や各地区教育委員会の採択権を定めている地方教育行政法23条にも違反しているとして、再協議の結果を尊重するよう強く訴えていました。