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名護市のキャンプシュワブで過去に枯葉剤が使用されていたのではないかとする市民団体の指摘に対して、沖縄防衛局は11日、枯葉剤使用の事実は確認できなかったと回答しました。実態解明を申し入れていたのは、2つの市民団体の代表です。
団体では、1970年代にキャンプシュワブに配属されていた海兵隊員が当時基地内で枯葉剤に触れ、前立腺がんなどを患っているとの報道をもとに、環境調査の実施や枯葉剤の使用実態の真相を究明するよう求めていました。
沖縄防衛局名護事務所は11日、市民団体に対し、枯葉剤使用の事実は確認できなかったと回答しました。
沖縄防衛局名護事務所の石倉所長は「報道されている退役軍人の話にいくつかの疑問点がある。信憑性があるとはアメリカ側は考えていない」と答え、現段階でこれ以上の調査をする予定はないとしています。