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介護についての理解と認識を深め、介護をする家族や医療従事者にストレスの少ない社会を目指そうと、10日に浦添市で講演会が開かれました。

11月11日は「いい日いい日毎日介護ありがとう」というキャッチフレーズから、厚生労働省が介護の日に認定しています。

その日にちなみ、福岡県で認知症の患者を介護するグループホームの代表・大谷るみ子さんが講演。介護への理解について、自身のグループホームでの出来事を交えて話しました。

大谷さんは「当事者の気持ち家族の気持ちに共感しながら、自分にできることをやろう。街でできることをやろうと取り組むことが大事」と話しました。

大谷さんは認知症の人との関わり方について、その場しのぎの言葉ではなく、個人をできる限り尊重して心から向き合い話をすることで豊かな暮らしを送ることができると話していました。会場には介護に携わる人を始め介護福祉士を目指す学生などおよそ1000人が訪れ、大谷さんの話に熱心に耳を傾けていました。