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大規模な地震や津波が発生したことを想定した防災訓練が10日、沖縄市で行われました。この訓練は大規模な災害が発生した場合に備え、防災に対する意識を高めようと毎年行われているもので、10日も市民が参加して行われました。

訓練は沖縄本島南西沖でマグニチュード8.0の地震が発生し、沖縄市沿岸に高さ6メートルの大津波警報が発表された事を想定して実施。市内の幼稚園や小学校、各自治体などが連携して同時に行われました。

沖縄市役所に設置された災害対策本部では訓練の状況を映像を使ってリアルタイムで確認していました。高原小学校では大津波警報が発表されてから、4分8秒で全校児童830人が校舎の3階に避難しました。

女の子は「すぐ机にもぐることが出来たから、本当にあったときそれを活かしたいです」と話し、別の女の子は「実際にこんなの(地震や津波)来たら、訓練してなかったら多分逃げること出来なかったと思う」と話しました。

沖縄市災害対策本部の東門美津子本部長は「訓練とうのは、あくまでも想定をして、こういうことが起きたらこういう対応をしようという、想定が出来る訓練。ところが実際に起こったときには、思ってたようにはいかなかったような部分もあったと。その場に即して、その状況に即して対応するという別の訓練も必要なのかなと思います」と、災害はいつ起きるかわからず訓練などで日頃から備える必要があると話していました。