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八重山地区で2012年度以降、中学校で使用する公民教科書の採択を巡る問題。10日、石垣市教育委員会は再三公開を求められていた教科書の答申が行われた8月23日の協議会を含む八重山採択地区協議会の公文書を11日から石垣市内で一般公開することを明らかにしました。
石垣市教育委員会の玉津教育長は11日午後に会見を開き、八重山採択地区協議会に関わる協議会や役員会などの会議録や8月23日の協議会で答申された教科書の選定結果と理由などを公開することを明らかにしました。
公開の理由について、玉津教育長は「3教育委員会が同一の採択にならなかったので出せなかったが、公開を求める声が多いため協議の結果、10月31日に公開を決めた」と述べました。
公開は11日から11月30日までで、石垣市役所内の市政情報センターで土日祝日を除いて行われます。
この会見では9日に保護者が提訴したことについても聞かれ、玉津会長は「訴状を見ていないから判断できない」と話した上で「親が新聞を読んだだけでよく分からんといっているので、機会があれば、お話ししてあげたい理解していただきたいと思います」と話しました。
今後、玉津教育長がどのような機会を作るのか、注目されます。