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沖縄本島では11月9日昼前からの激しい豪雨に見舞われ、各地で道路の冠水や土砂崩れなどの被害が出ています。多い所では1時間に66ミリと、バケツをひっくり返したような大雨となりました。
沖縄本島では低気圧の影響で、11月9日は朝から断続的に雨が降り続いていて、本島中南部では昼過ぎに大雨洪水警報が発表されました。
沖縄気象台によりますと、南城市糸数では1時間に66.5ミリ、那覇空港では49ミリ那覇市樋川では46.5ミリの雨が観測されました。
一方、那覇空港では宮古発那覇行きのJTA558便が大雨のため那覇空港に降りられず、宮古空港に引き返しました。その機体の影響で石垣空港への往復2便が欠航しています。
山城健太記者「那覇市の安謝川に来ています。さきほどからの雨で、川の水位がかなり上昇しています。流れも速いです。そしてこちらの車は、水がタイヤの上のほうまで迫っています」。
この雨の影響で那覇市の安謝川が氾濫して道路が冠水、消防隊員が川の各所で警戒にあたっていました。西原町小波津でも道路が冠水。一時、車が通行できなくなりました。
山田裕子記者「朝から降り続く雨で、高さおよそ15メートル・幅4.5メートルの土砂崩れが起こっています」。
宜野湾市普天間では、住宅街の裏の崖が崩れて周辺の住民3世帯が避難しているほか、南城市玉城の国道でもがけ崩れが発生し、現在も通行止めとなっています。
うるま市の天願川では、一時、水位が警戒ラインまで上昇したものの、被害はありませんでした。