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聖地国立競技場をめざし熱戦が展開された高校サッカー。全国選手権の切符をつかんだのは県総体優勝の白のユニフォーム南風原か、去年の覇者：赤の那覇西か。
たった１つの全国切符をかけた決勝戦。試合序盤は、サイド攻撃を駆使する那覇西ペースで展開します。前半、那覇西がはなったシュートは南風原の３本に対し10本。
一方の南風原も準決勝５得点の那覇西11番・山内にディフェンスを固めるなどなんとかしのぎますが、前半22分、ゴール前にいる山内、５番・立津のクロスボールに合わせたのは６番の新垣でした。
しかしその４分後…。那覇西は固いディフェンス、これ対し南風原は６番・渡真利のこの技ありパスで試合は振り出しにもどります。
迎えた後半。サイド攻撃を続ける那覇西。キャプテン下地のクロスボールに、次は山内が合わせました！
南風原も本来の攻撃サッカーで那覇西を攻めますが、９番・宮里の縦パスもキャプテン・玉城、おしくも追いつきません。
そして試合終盤、再び玉城！ここでホイッスル。
優勝したのは那覇西２年連続12度目の栄冠を手にしました。敗れた南風原も大健闘の決勝戦でした。
優勝した那覇西は来月30日に国立競技場で開幕する全国高校サッカー選手権に出場します。