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八重山地区の公民教科書の採択問題で、文部科学省の森副大臣は10月31日県教育庁に対し、「竹富町は有償」との見解を伝え、11月中に必要な教科書の数を報告するよう求めました。

教科書問題で10月31日、文部科学省を訪ねた大城浩県教育長は、「竹富町は有償」とした中川文部科学大臣の文科委員会答弁は、「受け入れられない」と伝えました。

これに対して森副大臣は、2011年8月23日に八重山採択地区協議会が出した答申と、2011年8月31日の再協議が有効との文部科学省の考え方を示し、11月中に必要な教科書の冊数を報告するよう求めました。

しかし県教育長は、「一本化を計るために新たな協議の場を設定する以外にない」としてこれを譲らず、県と文科省が3市町の教育委員会に協議を求める必要があると意見を述べ、議論は平行線まま終了しました。