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八重山地区の公民教科書の選定を巡って「竹富町は有償だ」とした中川大臣の発言について、28日、平和教育をすすめる団体が憲法に抵触するとして、発言の撤回などを求める抗議声明を出しました。抗議したのは、教職員や平和団体などで構成するメンバーです。
メンバーは26日に中川文部科学大臣が、中学校の教科書について「竹富町は有償だ」と発言したことについて「国は義務教育の責任を放棄するもので憲法に抵触する」と抗議し、声明文で、大臣に発言の撤回とすでに文科省に報告している9月8日の地区の全教育委員の協議の結論を認めるよう文部科学省に求めています。
県教職員組合の山本委員長は「現在、八重山地区や県で同一の教科書の採択に向け対応しているなかでの発言で容認できない」と強く批判しています。