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来日中のパネッタ国防長官は25日、野田総理をはじめ、一川防衛大臣や玄葉外務大臣などと相次いで会談し、普天間基地を名護市辺野古に移設するという日米合意を改めて確認しました。
玄葉外務大臣はパネッタ国防長官に対し、辺野古への基地建設を進めるための最終手続きとなる環境影響評価書を2011年内に沖縄県に提出する方針を伝達。米軍再編の実現に向け日米政府が協力してのぞむことを確認しました。
これに対しパネッタ国防長官は、高く評価すると同時に「日本側の進展があれば、私も議会を説得しやすくなる」と述べました。
またこれに引き続きパネッタ国防長官と会談した一川防衛大臣は、環境影響評価書の提出に向けた日本側の努力を強調するとともに、普天間移設とパッケージになっている海兵隊のグアム移転に向けてアメリカ側の具体的な構想を明らかにするよう求めたということです。
一方、一足先にパネッタ国防長官と会談した野田総理は「日米同盟はわが国の安全保障の基軸。さらなる強化につなげたい」と述べています。