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国際港湾施設への爆弾テロを想定した大規模な訓練が24日、那覇市で行われました。
那覇新港埠頭で行われたテロ対策訓練には、県警や第十一管区海上保安本部など16の機関からおよそ170人が参加しました。訓練は、那覇港内に入港したフェリーに国際テロ組織が乗っているという情報を得たことを想定。乗客を船外へ誘導し安全を確保したあと、船内に潜入していた不審者を海上保安官が取り押さえました。
また、不審者が置き去った爆発物を特殊車両で処理する作業も行われました。参加者は、連絡体制を一つ一つ確認しながら緊張した面持ちで訓練にあたっていました。
取材に対し第11管区海上保安本部の時枝俊次郎次長は、「連絡体制、これが土曜日日曜日になると、あるいは夜間になると連絡が上手くいくのかという部分も大事(課題)だと思います」と述べました。