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第5回世界のウチナーンチュ大会は大成功に終わりました。今大会いろんな方にインタビューをしましたが、次の世代につなげたいという声がよく聞かれました。
その一環として18日、うるま市の高校でメキシコの県系人との交流授業が行なわれました。
これは移民の歴史や沖縄と世界とのつながりを知ってもらおうと行われている事業で、18日はメキシコから沖縄を訪れている県系人の家族が、石川高校の3年生と交流しました。
はじめに4世となるヒデミ・ペレスさんと、妹のメグミさんがメキシコの文化や遺産を紹介。「ハラベ・タパティーオ」というメキシコの伝統的な踊りを披露すると、そのリズミカルな音楽に思わず生徒たちも合流し教室は大盛り上がり。言葉は通じなくても同じウチナーンチュの魂を感じたようでした。
石川高校の女子生徒は「もう友達になれた」と話し、男子生徒は「同じ血が流れているんだと感動しました。ミカーサトカーサ(私の家はあなたの家)サンキュー!」と喜んでいました。
2時間に渡っての授業でペレスさん一家は、三線を弾くなど沖縄の文化も体験。生徒たちもペレスさん一家も異文化交流で絆を深めていました。
父親のエリアスさんは「おじいさんの生まれた沖縄にまた来たい。できることなら娘たちをこの学校で勉強させたいです」と話しました。
ペレスさん一家は持ってきた帽子をクラスにプレゼントするなど、沖縄の高校生との交流に感激したようでした。