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琉球芸能を観客も琉装して楽しむユニークな舞台が14日、県立博物館・美術館で開かれました。

この舞台は、観客も琉装してタイムスリップした気分を味わいながら伝統芸能を堪能するという参加型のエンターテイメントです。

演目は、琉球王朝の開祖を幻想的な舞で表した第1部と、王朝時代に描かれた絵を元に当時の宴を再現した第2部の構成。1719年に冊封使徐葆光が首里城正殿御庭で見た華やかな舞や、観客席に国王や獅子舞が登場する演出に、観客は魅了されていました。

琉装して舞台を楽しんだ女性は「今までと違った新しい世界ですごく感激しました。方言で言いますと、なだぐるぐる(感涙)と言いますか」と話し、同様に琉装した男性は「雰囲気がタイムスリップした感じで、心はいにしえの時代にいたような感じ」と話していました。会場には世界のウチナーンチュ大会に参加している海外からの客も訪れ、大盛況でした。