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12日から沖縄入りしている北沢俊美前防衛大臣が13日、仲井真知事や名護市議会議員らと相次いで会談しました。
北沢前大臣は、離任あいさつをしたいとして12日に沖縄入りし、関係者のもとを回っています。13日午後には県庁で仲井真知事とおよそ30分間会談しました。
会談後、北沢前大臣は記者団に対し「(党の)副代表という立場で、安全保障という問題については、私も責任を持って取り組んでいくということだけは申し上げておいた」と述べました。
一方、仲井真知事は「これから県民の意向をちゃんと汲み取って、基地問題の解決に、ないしは改善に取り組んでいただきたいと私の方から申し上げた」と述べました。
また、北沢前防衛大臣は、名護市で辺野古への基地建設容認派の市議会議員らとおよそ1時間に渡って懇談。基地建設についてはこれまで通り日米合意に基づいて進めていく姿勢を示した上で、新たな沖縄振興に伴う一括交付金について、市議らと意見交換をしたということです。
会談後、名護市議会の長山隆議員は「(普天間基地の名護市への)移設を進めたいというのが前提であって、そういうことは地元からの条件は出したらいいですよということです」と話していました。
政府民主党の要人の沖縄訪問が続いていますが、16日には一川防衛大臣、19日には玄葉外務大臣が来県する予定です。