※ 著作権や肖像権などの都合により、全体または一部を配信できない場合があります。
10月11日から沖縄入りしている川端達夫沖縄担当大臣は、10月12日、普天間基地などを視察しました。
沖縄防衛局の田中局長から基地について説明を受けた川端大臣は、年間の飛行回数や周辺の学校や病院の数などを確認していました。大臣は、10月12日午後には、北部12市町村長や市町村4団体と懇談し、先ほど帰京しました。
那覇空港で川端大臣は「予算の概算要求の方向は出しておりますけれど、中身はこれからという意味では、そういう意見交換と現地視察は非常に意義があったと思っております」と話しました。
これに先立って10月11日夕方に行われた仲井真知事との会談では、知事から7項目の具体的な要望を受けましたが、大臣は詳細な回答を避けました。
会談後、仲井真知事は「割合沖縄のことはよく知っておられるんではないかと私は思いますので、具体的な改善解決に進むのを大変強く私は期待しているところです」と話しました。
10月12日は北沢前防衛大臣が沖縄入りし、一川防衛大臣も10月16日をめどに来沖する予定で、政府与党の沖縄詣でがしばらく続きそうです。これら一連の動きに仲井真知事は「いろいろお見えになるという噂は聞いておりますが、まだ具体的に決まっていませんので、私の方ではなかなかお答えできないんですが、何なんですかね」と話しました。