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航空機の燃料漏れや不要弾を処分する爆発音など、嘉手納基地をめぐるトラブルが相次いでいることから、嘉手納町議会は6日、アメリカ軍に対して抗議しました。
6日にキャンプフォスターの四軍調整官事務所を訪れた嘉手納町議会の一行は、嘉手納基地で相次ぐトラブルに対し、アメリカ軍からの迅速な通報体制を確立するよう求め、厳重に抗議しました。
嘉手納基地では2011年8月から9月にかけて航空機の燃料漏れや部品落下事故が発生。9月19日には自治体や消防に事前の連絡をしないまま、弾薬庫内の不要弾処分を行い、地域住民に不安を与えています。
田仲康栄議員は「今後、爆発音とか煙の出るような事態が発生した場合は、防衛局あるいは地元の警察・消防署に速やかに連絡したいという回答でした」と話しました。
しかし町議会の一行は抗議をしても同じことを繰り返すとして、アメリカ軍に対し不信感を募らせています。