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2011年8月の台風の大雨で、沖縄市の県営団地の駐車場に水がたまり、止めてあった車が浸水しました。この問題は、隣接するアメリカ軍の基地から流れ出したと見られ、4日の県議会一般質問で県の与世田副知事は「国家賠償法による賠償責任が出てくるだろう」との見解を示しました。

これは8月に襲来した台風9号の大雨の影響で、県営山里団地の駐車場や沖縄署の新庁舎建設予定地が浸水する被害が発生しました。

4日に開かれた県議会の一般質問で、公明党県民会議の金城勉議員が、浸水は雨水が基地内から流れ出てきたことによるものだと指摘し「アメリカ軍に抗議すべきだ」と県の対応を質しました。

これに対して与世田副知事は「水害の原因がアメリカ軍基地にあるとすれば、国家賠償法による賠償責任が出てくるだろうと」と答弁。今後は、車の浸水被害者らによる、国家賠償法に基づく賠償請求の可能性が出てくることを示唆しました。