※ 著作権や肖像権などの都合により、全体または一部を配信できない場合があります。
外務省沖縄事務所の樽井澄夫沖縄担当大使が離任することになり、9月30日、県庁に仲井真知事を訪ねました。
樽井大使は、特命全権大使として2年4カ月間、アメリカ軍との調整役などを務めてきました。在任中、日米地位協定の改定について、「見直すべき部分がある」と述べるなど、率直な発言で知られていました。
離任にあたり樽井大使は、「沖縄の人たちの団結、つながりを強く感じた。沖縄の未来は明るいと思う」と、2年4カ月間を振り返りました。
樽井大使は「沖縄の方がね、悲願として地位協定を何とかしてほしいと長年ずっとおっしゃっておられて、具体的な事件でもいろいろありますから、そういうお気持ちを汲んで、私は私の当時の、いろんなやりとりの中で申し上げたのは事実です、それは変わってません」と話しました。
樽井大使の後任は近日中に閣議決定されるということです。