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名護市のキャンプ・シュワブなど県内のアメリカ軍基地で、枯れ葉剤が使用されていたとされる問題で、名護市議会は9月26日、使用や保管状況について調査を求める決議を可決しました。

まず、仲村善幸議員が「日米両政府は、1973年の日米合同委員会合意に基づき、徹底した真相究明を速やかに行い、全容を公表すべきである」と決議文を提案しました。この問題は枯れ葉剤の散布に関わったという退役軍人の証言で明らかになりました。

仲村議員は、使用・保管が事実なら、県民の健康や自然環境に与える影響は甚大だとして、日米両政府に対し、真相究明の徹底と、速やかな情報提供を求める決議と意見書を提案、いずれも全会一致で可決されました。

名護市議会は、キャンプ・シュワブや周辺海域の環境調査も求めています。