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与那国町の野党議員が議会に提案した、自衛隊誘致決議の撤回などについて、与那国町議会は、22日賛成少数で否決しました。
22日の与那国町議会では議員5人のうち野党議員の2人が、自衛隊誘致決議の撤回などを求める議案を提出しました。
議案では反対の署名が賛成より上回ったことや、アメリカ軍との共同使用の可能性があることを指摘。野党議員は「時間がかかっても、住民一人ひとりの民意を大事にすべき」だと話し、誘致決議の撤回を求めました。
これに対して、推進派の議員からは「反対するなら他に人口減少を食い止める策を示せ」という、意見が出され、採決の結果、賛成少数で否決されました。
外間町長は、自衛隊誘致について、「国が決定するもので、もう首長がどうこうできない」と答弁するなど、誘致活動を続けていく意向を示しています。