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与那国町の9月定例議会が22日開かれ、自衛隊誘致がアメリカ軍との共同使用につながるとする質問に対し、外間町長はアメリカ軍の祖納港の使用には反対する考えを示しました。

与那国町の定例町議会で、崎元俊男議員が、ケビン・メア前総領事が有事の際、祖内港をアメリカ軍の掃海艇の拠点として利用できることをアメリカ政府に伝えていたことを取り上げ「自衛隊誘致と関連して、共同使用があるのではないか」と質しました。

これに対し外間町長は「アメリカ軍が来る場合においては拳を挙げて反対の立場を取る」と答え、アメリカ軍の使用には反対を示しました。

また、自衛隊誘致の住民投票を求める質問については「町長選や町議選で誘致推進派が当選したことが民意」だとして、住民投票は行わないと答弁しました。

与那国町では、町長ら推進派が政府に要請した経緯があり、およそ100人の陸上自衛隊を「沿岸監視部隊」として配備されることになっていますが、自衛隊誘致の反対派が、賛成派の署名を超える556人分の反対署名を集め、誘致要請の撤回を求めています。