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日米外相会談がニューヨークで行われ、日米合意に基づく普天間基地の辺野古移設の方針を確認しました。

玄葉外務大臣は「いわゆる日米合意を着実に実施したい。ただ、沖縄の状況は依然、非常に厳しいものがあるということを率直に申し上げました」と話しました。

クリントン国務長官とおよそ40分にわたって会談し、日米同盟が日本の外交の基軸であるとの考えを示した玄葉外務大臣。普天間基地の辺野古移設については、沖縄県民からの反発が強いことをあげ、アメリカにも「沖縄の負担軽減に向け努力してほしい」と求めました。

一方、クリントン国務長官は、財政赤字で国防予算の削減が検討される中、アメリカ議会でも現行計画の再検討を求める声が強まっていることに言及し、移設計画の具体的な進展を求めたということです。