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9月19日はお年寄りの長寿を祝う「敬老の日」です。ここのところ長寿県の順位を下げている沖縄ですが、それでも元気なお年寄りはまだまだ多く、県内各地で敬老会などの催しが行われました。
このうち糸満市では、2011年に100歳を迎え、阿波根に住む金城竹さんを上原裕常市長が訪問して長寿を祝いました。
金城竹さんは那覇市出身で三線が得意。お祝いに駆けつけた親族に囲まれて、糸満市の上原市長から賞状と記念品を贈られると、お返しのおとそや縁起物の昆布を振舞っていました。19日は1歳になったばかりの玄孫の咲彩ちゃんも竹さんの100歳を祝いました。
金城竹さんは「楽しいことも嬉しいこともたくさんありました。孫もたくさんいますから上等です。きょうはにぎやかです」と喜びを表しました。
沖縄戦を乗り越えて新百歳を迎えたと元気な竹さんは、お祝いに訪れた人たちから長寿を祝う言葉が続くと、にこやかな表情を見せていました。
県のまとめによりますと、県内には100歳以上の高齢者がおよそ920人いて、全国で2番目に多いということです。