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八重山地区の教科書採択問題で、文部科学省は15日、県教育長に対し、採択地区協議会の規約に従いまとめられた結果に基づき指導するよう通知しました。

八重山地区の公民教科書の採択では、先月、採択地区協議会が答申した育鵬社版の教科書を9月8日に開いた地区の全教育委員の協議で否決し、東京書籍版を採用しました。

この一連の混乱に文部科学省は15日、県教育長に対し、採択地区協議会の規約に従ってまとめられた結果に基づいて、統一した教科書を採択するよう関係市町村に指導し、報告期限である9月16日までに報告するよう通知しました。

これに対して県教育長は「さまざまな動きがあるので今は答えられない。9月16日午後の会見で対応について述べる」としています。