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県内のアメリカ軍基地で枯れ葉剤が使用されていたとされる問題で、1970年代に名護市のキャンプシュワブで勤務していた退役軍人が枯れ葉剤による被害を訴えていることがわかりました。
14日、名護市議会の一般質問で大城敬人議員は、退役アメリカ軍人のスコット・パートンさんの証言を取り上げ、枯れ葉剤使用の実態を調べるよう求めました。
パートンさんは1970年から1年間、キャンプシュワブで勤務していた際、枯れ葉剤を誤って浴びたと証言していて、現在、その影響が疑われる2型糖尿病などを発症しているということです。
大城議員はさらに、パートンさんが当時撮影した写真をもとに、基地内で働いていた市民などに場所を特定してもらったところ、キャンプシュワブ弾薬庫近くのビーチではないかとの見解を示しています。