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八重山地区の中学校で来年度から使用する公民教科書の採択を巡って混乱するなか、地区の全教育委員による協議が行われ、多数決で育鵬社版が否決されました。
8日午後2時から始まった協議には、石垣市・与那国町、竹富町の教育委員全員が参加し、採択地区協議会が育鵬社版の公民教科書を答申したことについて、地区で統一する方向で話し合いが行われました。
しかし話し合いの方法などで異論が出るなど、委員全員の意見が紛糾し、委員長3人が多数決による採択を提案。8対4で答申されていた育鵬社版の教科書は否決さました。
新しい公民教科書の選定にむけての話し合いは1人が退席した状態で行われ、さきほど公民教科書は東京書籍版が採択されました。