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2012年度から八重山地区の中学校で使用する公民教科書を巡って混乱が続くなか、8日午後、八重山地区の教育委員全員が集まり協議が行われます。
公民教科書の採択を巡り、八重山採択地区協議会は育鵬社版の教科書を各教育委員会に答申。これを受けて石垣市と与那国町は答申通り採択し、竹富町は答申を否決して東京書籍版を採択しました。
そのため、地区で統一した教科書を決めることができず、混乱が続いています。8日午後2時からは石垣市で八重山地区の教育委員全員による臨時総会が開かれ、教科書採択に向けて協議が行われます。
委員の一人は「委員全員でしっかり話し合いたい」とコメントしましたが、どのように統一した教科書を決めるかについては不透明で、協議は長時間に及ぶと見られます。