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中学校の公民教科書の採択を巡り混乱が続く八重山地区で、地区の教育委員全員があつまり、臨時会が開かれることになりました。
八重山採択地区協議会が答申した育鵬社の教科書は石垣市と与那国町の教育委員会が採用を決めたものの、竹富町は答申を否決し東京書籍を採用。協議会は8月31日に再協議を行ないましたが協議は決裂し、混乱が続いています。
この問題を受け地区の教育委員全員で構成する八重山教育委員協会は、9月8日に異例の臨時会をひらき、地区で統一された教科書を採択できるよう話し合うことになりました。
協会の会長を務める石垣市教育委員会の仲本委員長は、取材に対し「静かな環境で話し合いをしたいので、現段階ではコメントを差し控えたい」としています。