元気なお年寄りを紹介する「おじいちゃんおばあちゃんの命薬」です。きょうは、沖縄そば一筋45年、金城源治さんです。
源治さん「いらっしゃいませ、どうぞ、いらっしゃいませ」
名護市の我部祖河食堂を営む金城源治さん。81歳になってもまだまだ現役、厨房に立っています。
源治さん「これ美味しいですよ」
源治さんが長年手がけるソーキの煮込み。24時間煮込んで、脂肪分は程よくおち、だしがしっかりしみたお肉をたっぷりのせた「ソーキそば」がお店の看板メニューです。
源治さんがお店を出したのは45年前のこと
源治さん「例えばお客さんがそば残して帰るでしょ、追いかけていってきょうのそばはまずいんですかって聞くんですよ、そこまでやりました」「こだわりが私の仕事です」
このこだわりのソーキそばで、現在12店舗のお店を営んでいます。
金城あけみさん(娘)「頭の回転も冴えまくっているので、子どもが出る幕ないくらいですね」
源治さん、お店の隣の製麺所も案内してくれました。
源治さん「こだわりは麺を作って24時間寝かせること」
やっぱり麺にもこだわっているんですね。
でもそれ以上に気になったのが・・・製麺所の看板です、誰かに似ていませんか?
「(Q.製麺所のところにあるイラストは源氏さんですか?)そうです、似てますか、昔は男前だったんだけどね。(今も男前ですよ)あ、そうですか、ありがとう」
源治さんの笑顔もいまやお店の看板メニュー。でもこの笑顔、こんなときもでるんだそうです。
源治さん「いまだに若い女の子を見ると笑顔がでますよ。元気な証拠じゃない?」
さてさて、ランチタイムを迎えたお店はお客さんで賑わってきました。
お客さん「美味しいよ、美味しいですね」
お客さん「里帰りで帰ってきたときは必ずここで」
お客さん「(笑顔で)美味しい」
源治さん「おそば屋さんはもうけは少ないんだけど、みなさんによろこんでいただくといいですね」
お客さんの笑顔も健康の源。そんな源治さんの命薬は・・・
やっぱりソーキそばでした。源治さんは他のお店に行ってもそばを注文するほどのそば好きだそうです。
源治さん「美味しいですね」
源治さん、これからも美味しいおそばを作ってくださいね。
源治さん「これからあと20年がんばりますよ」「仕事しないとだめ、私仕事するのが一番好きなんです」