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つくる会系の教科書の採択を求める動きは、宮古島市でも起きていたことがわかりました。
宮古島市には2011年6月、新しい歴史教科書をつくる会の会長で、自由社の代表執筆者の藤岡信勝さんらが訪れ、川上哲也教育長に自社の教科書の説明をしていました。
この中で藤岡さんたちは自由社の教科書に久松五勇士のことが書かれていることなどを示し、教科書を贈呈したということです。
川上教育長は「詳しく紹介していく中で(採択しては)どうだろうかというようなことがあったんだけれども、私は紹介ととらえました」と話します。
また、川上教育長は宮古島市はあくまでもこれまでの手順に基づいて協議をしたと話し、八重山地区の混乱について「もう理解に苦しむというか。やはり子どもたちのことですから、一つの手順、手法でやっていくのが筋だと思います」と見解を述べました。