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海神の恵みに感謝し、来年の豊作と豊漁を祈るウンガミが、8月24日、大宜味村で行われました。

国指定の重要無形民俗文化財大宜味村塩屋のウンガミは、旧盆後の最初の亥の日の8月24日、神に仕えるノロがカミンチュたちを従え、「ヨンコイ、ヨンコイ」と唱えながら、神聖なアサギの柱を回り、世果報を祈りました。

祭りのクライマックスは、男たちのハーリー。屋古・田港・塩屋の3つの集落のハーリーがしぶきを上げて競い合います。ゴールでは、集落ごとに衣装を揃えた女たちが、海に腰まで浸かり、手ぬぐいを振り太鼓を叩いて賑やかに出迎えます。

塩屋の浜には、多くの見物客も詰めかけ、盛り上がりは最高潮に達していました。