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67年前、アメリカ軍の魚雷の攻撃を受けて沈没し、およそ1500人が犠牲になった対馬丸の慰霊祭が22日、那覇市で開かれました。
対馬丸は1944年、沖縄の子どもたちや引率者を疎開させようと長崎に向かっていましたが、鹿児島県の悪石島沖でアメリカ軍の魚雷の攻撃を受けて沈没し、1476人が亡くなりました。
慰霊祭に出席した糸数裕子さんは「見たらもう、船には大きな板とかがいかだもいっぱいのってる。これに人がシルエットだけが見えるわけ。そして助けてくれ、お母さんって言ったり、先生って呼んだり」と当時の様子を話しました。
慰霊祭には生存者や遺族などおよそ350人が参加。67年前に思いを馳せ、静かに手を合わせていました。