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北部の民間ドクターヘリとして4年前から活動を続けるMESHがこのままの資金難が続けば、2011年10月末に活動を停止すると10日に名護市長に伝えたことがわかりました。

NPO法人の小浜正博代表は名護市の稲嶺市長に「このまま事業を民間まかせにしてしまえば資金は枯渇し、10月末には運航を停止せざるを得ない」と援助を要請しました。

市民らは「今聞いてビックリです」「せっかくある機関なので継続してほしい」「命に関わることですから採算の問題ではないと思います」「やっぱりあってほしいです。いつ何があるかわからないので」「命を助けることですから、是非(県や市町村も)サポートしてほしい」などと話していました。

これまでもMESHの資金難は継続的に続いていましたが、2011年3月の東日本大震災以降、MESHへの寄付金が大幅に減少していて、8月に那覇事務所を閉鎖する事態になっています。

10日の小浜代表の要請は事実上、MESHの活動撤退を予告するものとも受け止められていて、北部地域の救急医療へ与える影響が心配されています。