※ 著作権や肖像権などの都合により、全体または一部を配信できない場合があります。

東日本大震災被災地の復興を願い、6日に宮古島市で子どもたちが花の種が入った風船を空に放ちました。

この取り組みは「グリーンバルーンプロジェクト」と呼ばれ、兵庫県の「姫路東北人会」が被災者の励みになればと企画したもので、ホームページやメールで全国各地からの参加を呼びかけていました。

宮古青年会議所はこの企画に賛同し、今月開催されるJC杯少年野球大会に出場する子どもたちと一緒に風船を放つことにしたものです。

用意した風船は45個。素材は水に溶けたり、土に還るという環境に優しい物となっていて、中にはパンジーの花の種が入っています。

集まった子どもたちに宮古青年会議所の下地さんが被災地の復興に向け、皆が心を一つにする心をつなげていくというプロジェクトの趣旨を説明しました。そして東日本大震災の発生時間午後2時46分、一斉に風船を空に放ちました。

風船は台風9号の余波による強い風に乗って勢いよく揚がり、子どもたちや青年会議所のメンバーは風船を目で追いながら被災地の早目の復興を願っていました。このプロジェクト全国でおよそ100の団体が参加したということです。