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沖縄本島地方は6日午前11時現在台風9号による暴風が続いています。強い台風9号は勢力を若干弱めながら6日午前11時には、久米島の北北西およそ130キロの海上にあって、ゆっくりとした速さで北へ進んでいるとみられます。
台風は今後少しずつ沖縄地方から遠ざかる見込みですが本島地方・先島地方ともに7日まで、大雨や突風に注意が必要です。
台風9号は2日間にわたって沖縄本島地方を暴風域に巻き込み、強風にあおられ転倒するなどして6日11時までに、少なくとも47人がケガをしています。
また、強風とともに北部を中心に記録的な大雨となり県内各地では道路が冠水するなどの被害が出ました。また県内全域では多くの世帯が停電、一時、停電数は9万8000世帯にものぼり6日午前11時現在、7万3100世帯が停電しています。
5日は各航空会社とも全ての便が欠航となり那覇空港では今朝早くから本土に帰る観光客を中心に多くの人が訪れています。飛行機を待つ利用客は「岐阜県に行くんですけど本当はきのうですね」「凄いですね、こんな凄い台風は体験したことなくてびっくりしました」と話していました。
本島地区の路線バスは市内線が6日午前10時から、市外線は午前11時から運行を再開。モノレールは6日午後2時から運行再開の予定です。