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県は、レジオネラ症による肺炎で那覇市に住む80代の男性が死亡したと発表しました。亡くなったのは、那覇市の特別養護老人ホームに入所していた80代の男性です。
県によりますと、レジオネラ症は、土中や河川に存在するレジオネラ菌によって引き起こされる感染症で、ビル屋上の冷却塔、循環式の入浴設備などから発生する小さな水滴を吸い込むことで発症します。
抵抗力の弱い高齢者や子どもなど抵抗力が弱い人などがかかりやすく、人から人への感染はありません。発症すると、肺炎や発熱などの症状があるということです。
県では、予防のため旅館や老人保健施設のほか、家庭などでの空調や入浴設備の清掃や消毒を呼びかけています。