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日米の外務防衛担当閣僚による2プラス2が6月20日夜にワシントンで開かれ、普天間基地の替わりの施設として、名護市辺野古にV字型の2本の滑走路をつくることが改めて合意されました。

民主党政権下では初めて開かれた2プラス2。

普天間基地に関しては、2014年までの移設期限を撤回し「できる限り早い時期に完了させる」とした上で、名護市辺野古にV字型の1800メートルの滑走路2本を建設することが合意されました。

これに対して名護市の稲嶺市長は「実現性から言うと、全く可能性がないものを、2プラス2で改めて確認するということにどんな意味があるのか」と批判しました。

共同文書では仲井真知事が過去に求めていた滑走路の沖合移動についても含みを残していますが、知事は2010年の選挙以降、県外移設を訴えていて、合意内容が実現する見通しはたっていません。