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那覇空港の手荷物検査場で16日、修学旅行の高校生のバッグの中から不発弾が見つかり、警察が回収しました。不発弾の危険性が周知されていない側面を浮き彫りにしました。

見つかった不発弾は長さ14.8センチ、直径2センチの機関銃の弾など合わせて6発です。

警察の調べに対し、男子高校生は「座間味島付近の無人島の浜辺で拾った。珍しいのでお土産に持って帰ろうと思った」と話していたということです。

県内では2011年に入り、278件1870発の不発弾が見つかっています。その不発弾を生徒たちが触ったり、移動したりする事態が相次いでいるため、県不発弾等対策協議会はポスターやチラシを市町村や小中学校に配布して注意を呼びかけていますが、今回の事態を受け「不発弾を見つけたら絶対に触らず、警察にすぐ連絡してほしい」と呼びかけています。