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自然災害への対応です。大地震直後に津波警報が発表されたと想定し、子どもたちを近くの高いビルに避難させる訓練が17日に糸満市の小学校と幼稚園で行われました。避難はスムーズに出来たのでしょうか。
避難訓練を行ったのは糸満市立光洋小学校と光洋幼稚園で、東日本大震災の発生を受け、学校の屋上の高さと同じ8mの津波が来ることを想定して実施されました。
訓練は震度7の大地震が発生し、津波警報が発表されたとして児童らが避難を開始。児童園児合わせて602人は、糸満市が津波の避難ビルに指定している県営西崎第二団地まで向かい、階段を駆け上がって避難しました。
訓練の終えた男子児童は「もし地震が来るときのために訓練をやっていてよかったと思う」と話し、女子児童は「次はしゃべったりもしないで、なるべく早く避難したいです」と話していました。また、伊良部校長は「地震に対してもう少し子どもたちが勉強をして、知識を深めるように指導していきたいと思います」と話しました。
今回、全員の避難完了までに要した時間はおよそ10分。学校は今後、避難時間の短縮や避難場所の想定先も含め、検討していきたいとしています。