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東日本大震災から11日で3カ月。大津波の事例を知り、防災意識を高めようと講演会が開かれました。
琉球大学が開いた講演で、工学部の仲座教授は、大学のある西原町は、5メートルの津波で市街地のほとんどが冠水してしまうというシュミレーションを示し、「自分の住む土地がどの程度の海抜にあるのか、過去にどんな津波被害があったのかなどを知ることが重要」と強調しました。
また、教育学部の豊見山教授は、「台風災害だけでなく今後は地震や津波の研究を進めることが課題だ」と指摘し、1771年の明和の大津波で壊滅的被害を受けた石垣島の四ヶ村跡地に住民が戻り、都市化している現状にも触れ、「再び津波が来た場合の対策が必要だ」と訴えていました。