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普天間基地の替わりの施設を受け入れる動きが出ている国頭村安波区で10日夜、区民総会が開かれ、採決の結果、計画に賛成の人が過半数を占めました。

区民総会では計画を推進する区長が試算を説明。「替わりの施設を受け入れて高速道路が延長された場合、土地代が値上がりし、予定地の地主に対して総額7億5000万円もの収入が毎年得られる」と述べました。

その後、区民に対し計画の賛否を問う採決が行われ、委任状を出した人を含む125人のうち、75人が賛成となり、賛成が過半数を占めました。

採決の結果を受けて上原康作前国頭村長は記者団に対し「結論が出ていますから、進めることです」と述べました。

区では今後、特別委員会を発足し、代替施設受け入れについて政府と交渉を始めることにしています。